古事記を読む(104)上つ巻-日向三代 2018-07-10 2019-01-07 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 木花之佐久夜毘売このはなさくやひめ 火が燃え盛るなかで生まれた子が、 火照命ほでりのみことであり、 火照命ほでりのみことは、隼人はやとの阿多君あたのきみの祖です。 次に、 火須勢理命ほすせりのみこと、 次に、 火遠理命ほおりのみこと、 別名を天津日高日子穂穂手見命あまつひこひこほほでみと言います。 隼人はやとの阿多君あたのきみ:鹿児島県の豪族。 火の中で生み落としたことから、すべて「火」が付いており、火に関する神です。 木花之佐久夜毘売このはなさくやひめは、無事に子を生み終えて自らの潔白を誓約うけいというかたちで証明したことになります。 しかし、古代の人は、誓約うけいが大好きなようです。 このようにして生まれた、 火照命ほでりのみことは、海幸彦うみさちひことして、 火遠理命ほおりのみことは、山幸彦やまさちひことして、 次から、この兄弟を中心にした物語が始まります。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(103)上つ巻-日向三代 次の記事 -Next- 古事記を読む(105)上つ巻-日向三代 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(5)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 古事記を読む(72)上つ巻-大国主神 古事記を読む(69)上つ巻-大国主神 古事記を読む(147)中つ巻-第9代・開化天皇 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)