古事記を読む(120)中つ巻-初代・神武天皇 2018-08-02 2019-01-07 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 東征 神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみことと、兄の五瀬命いつせのみこととの二柱は、高千穂宮たかちほのみやでご相談いたしました。 弟の神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみことは、 「一体どこに住めば、平安に天下を統治できるのだろうか。やはり東に行ってみませんか」 と仰せになり、 すぐに、日向ひむか(宮崎県)を出発して筑紫つくし(福岡県)に向かいました。 豊国とよのくに(大分県)の宇沙うさに着いたとき、そこに住む宇沙都比古うさつひこ、宇沙都比売うさつひめが足一騰宮あしひとつあがりのみやを作り、大御饗おおみあえを献上しました。 足一騰宮あしひとつあがりのみや:一方の足が川に、一方の足が陸にある宮。 大御饗おおみあえ:食事。 いよいよ、神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみことと、兄の五瀬命いつせのみこととの大和(奈良県)に向けた東征が始まりました。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- クライマックスが序盤に来る物語 次の記事 -Next- 古事記を読む(121)中つ巻-初代・神武天皇 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(108)上つ巻-日向三代 古事記を読む(255)下つ巻-第23代・顕宗天皇 古事記を読む(254)下つ巻-第23代・顕宗天皇 古事記を読む(253)下つ巻-第22代・清寧天皇 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)