2019/01/07

古事記を読む(123)中つ巻-初代・神武天皇

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

五瀬命いつせのみこと

登美毘古とみびこ登美能那賀須泥毘古とみのながすねひこ)と戦ったとき、兄の五瀬命いつせのみことは、手に矢を受けてしまいました。

五瀬命いつせのみことは、

「わたしたちは、日の神の御子であるのに、日に向かって戦ってしまったのが良くなかった。そのため、卑しいやっこに痛手を負わされてしまった。これからは回り込んで、背に太陽を負って戦おう」

と仰せになりました。

そして、南の方から回り込んで、血沼海ちぬのうみ(大阪湾)に到着して、傷ついた手の血を洗いました。

そういう訳で、「血沼海ちぬのうみ」と呼ぶのです。

兄の五瀬命いつせのみことは、負傷を負いました。

その理由が、五瀬命いつせのみことに言わせると、

「我々は、太陽の神(天照大御神あまてらすおおみかみ)の子孫なのに、太陽に向かって戦ったから」

よく分かったような分からないような・・・

そして、ぐるりと回り込んで、次は、太陽を背にして戦います。

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