古事記を読む(15)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

黄泉国よみのくに

すると伊邪那美神いざなみのかみの体は腐り、蛆がまみれていました。

頭には大雷おおいかづちが成り、

胸には火雷ほのいかづちが成り、

腹には黒雷くろいかづちが成り、

陰部には拆雷さくいかづちが成り、

左手には若雷わかいかづちが成り、

右手には土雷つちいかづちが成り、

左足には鳴雷なるいかづちが成り、

右足には伏雷ふしいかづちが成り、

合わせて八柱もの雷神が成っていました。

雷神:大量の雨を導くため五穀豊穣の神である反面、死のけがれも象徴している。

 

「絶対に中を覗かないでください」と言われ、覗いてもロクなことはない気がします・・・

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