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古事記を読む(19)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神

 







この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

みそぎ

身につけていたものをすべてお棄てになったところで伊邪那岐神いざなきのかみは、

「上の瀬は流れが速い、下の瀬は流れが遅い」

と言って、中の瀬に潜り、みそぎをしました。

すると八十禍津日神やそまがつひのかみが成り、

次に、大禍津日神おおまがつひのかみが成りました。

この二神は、けがれた黄泉国よみのくにへ行ったときに付いたあかから成った神です。

そのわざわいを直そうとして、

神直毘神かむなおびのかみ

次に、大直毘神おおなおびのかみ

次に、伊豆能売神いづのめのかみが成りました。

水底で体を洗ったときに底津綿津身神そこつわたつみのかみ

次に、底筒之男命そこつつのおのみことが成りました。

中ほどで体を洗ったときに中津綿津身神なかつわたつみのかみ

次に、中筒之男命なかつつのおのみことが成りました。

水面で体を洗ったときに上津綿津身神うわつわたつみのかみ

次に、上筒之男命うわつつのおのみことが成りました。

この三神の綿津見神わたつみのかみは、阿曇連あずみのむらじなどが祖先神としてお祀りする神です。

その阿曇連あずみのむらじは、綿津見神わたつみのかみの子の宇都志日金拆命うつしひかなさくのかみの子孫です。

また、底筒之男命そこつつのおのみこと中筒之男命なかつつのおのみこと中筒之男命なかつつのおのみことの三柱の神は、住吉神社に祀られている神様です。

底筒之男命そこつつのおのみこと中筒之男命なかつつのおのみこと中筒之男命なかつつのおのみことの住吉三神は、海上交通の守護神であり、貿易・航海を守る海の神です。

古事記でも後に登場し、神功皇后じんぐうこうごうの新羅遠征を守護します。

その後、神功皇后じんぐうこうごう[/rubyは、摂津国せっつのくに(大阪府)の住吉に社を建て住吉三神を祀りました。

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