古事記を読む(28)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

誓約うけい

こうして先に生まれた多紀理毘売命たきりひめのみことは、胸形むなかた(宗像大社)の奥津宮(沖津宮)に鎮座しています。

市寸嶋比売命いちきしまひめのみことは、胸形むなかた(宗像大社)の中津宮に鎮座しています。

田岐都比売命たきつひめのみことは、胸形むなかた(宗像大社)の辺津宮へつみやに鎮座しています。

これらの三柱の女神は、胸形君むなかたのきみらがお祀りする三座の大神おおかみです。

沖津宮は沖ノ島、中津宮は筑前大島、辺津宮は宗像市田島にあり、沖ノ島は、「神の島」と呼ばれて女人禁制であり、宗像大社は、2018年から研究者らを除く一般人の上陸も全面禁止することを決定しました。

沖ノ島は、「海の正倉院」とも呼ばれ、学術調査で約8万点の奉納品が出土しています。

最近、土俵の女人禁制が話題になっていますが、沖ノ島の女人禁制は、多紀理毘売命たきりひめのみことという女神が嫉妬するからという理由なのでしょうか・・・

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