古事記を読む(41)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

八岐大蛇やまたのおろち

須佐之男命すさのおのみことが、

「姿形はどのようなものか?」

とお尋ねになると、

 

足名椎あしなづちは、

「その目は赤カガチのように赤く、一つの胴体に、八つの頭と、八つの尻尾がございます。 その身体には日陰蔓ひかげかずらひのき、杉などが生え、その長さは八つの谷と八つの峰をわたるほどで、その腹を見ればどこもかしこも血が滲んでいます」

と答えました。

赤カガチ:ホオズキ

八つの谷と八つの峰をわたるほどの大きさなら出雲・北陸間も納得です。

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