2019/01/06

古事記を読む(42)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

八岐大蛇やまたのおろち

須佐之男命すさのおのみことは、

「あなたの娘をわたしに献上してくれないか」

とお尋ねになりました。

 

これに、足名椎あしなづちは、

「恐れ多いことです。あなた様の御名前も存じ上げません」

と答えました。

 

それに対して、須佐之男命すさのおのみことは、

「わたしは、天照大御神あまてらすおおみかみの弟である。 今、天上から降り立った」

と仰せになりました。

 

これを聞いた足名椎あしなづち手名椎てなづちの神は、

「さようでいらっしゃるなら、恐れ多いことです。娘を献上しましょう」

と答えました。

須佐之男命すさのおのみことは、高天原たかまのはらの悪行三昧が嘘のように、地上世界では八岐大蛇やまたのおろちの退治をきっかけに英雄と化し、多くの戦国武将が、須佐之男命すさのおのみことを信仰します。

八岐大蛇やまたのおろちの尻尾から出てきた、三種の神器の1つである草薙剣くさなぎのつるぎを祀る熱田神宮に織田信長が必勝祈願に訪れていたのは有名な話です。

参考:三種の神器は、今現在どこにあるのか?

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