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古事記を読む(44)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 







この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

八岐大蛇やまたのおろち

言われたとおりに準備をして待っていると、言ったとおりに八岐大蛇やまたのおろちが現れました。

八岐大蛇やまたのおろちは、8つの酒桶さかおけにそれぞれ8つの頭を突っ込み、酒を飲み始め、それを飲み干すと、その場で酔って寝込んでしまいました。

須佐之男命すさのおのみことは、腰に着けていた十拳剣とつかのつるぎを抜いて、八岐大蛇やまたのおろちを切り刻みました。

すると肥河ひのかわは、血で朱に染まり、流れていきました。

肥河ひのかわ島根県の斐伊川ひいかわ

 

斐伊川ひいかわは、当時氾濫することが多く、八岐大蛇やまたのおろちの襲撃は、支流をたくさんもつ斐伊川ひいかわの氾濫を表しているのではないかといわれています。

毎年同じ時期の八岐大蛇やまたのおろちの襲撃は、ある季節における台風などによる氾濫、
八岐大蛇やまたのおろちへの娘の献上は、氾濫により飲み込まれた人々を表しているともいわれています。

そして、斐伊川ひいかわは、鉄分を多く含み、実際に朱みがかっています。

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