古事記を読む(70)上つ巻-大国主神 2018-05-31 2018-06-02 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 八千矛神やちほこのかみ この鳥鳴海神とりなるみのかみが、日名照額田毘道男伊許知邇神ひなてるぬかたびちおいこちにのかみを娶めとって生んだ子は、国忍富神くにおしとみのかみ。 この国忍富神くにおしとみのかみが、葦那陀迦神あしなだかのかみ、別名が八河江比売やがわえひめを娶めとって生んだ子は、速甕之多気佐波夜遅奴美神はやみかのたけさはやじぬみのかみ。 この速甕之多気佐波夜遅奴美神はやみかのたけさはやじぬみのかみが、天之甕主神あめのみかぬしのかみの娘の前玉比売さきたまひめを娶めとって生んだ子は、甕主日子神みかぬしひこのかみ。 この甕主日子神みかぬしひこのかみが、淤迦美神おかみのかみの娘の比那良志毘売ひならしびめを娶めとって生んだ子は、多比理岐志麻流美神たひりきしまるみのかみ。 この多比理岐志麻流美神たひりきしまるみのかみが、比々羅木之其花麻豆美神ひひらぎそのはなまずみのかみの娘の活玉前玉比売神いくたまさきたまひめのかみを娶めとって生んだ子は、美呂浪神みろなみのかみ。 この美呂浪神みろなみのかみが、敷山主神しきやまぬしのかみの娘の青沼馬沼押比売あおぬうまぬおしひめを娶めとって生んだ子は、布忍富鳥鳴海神ぬのおしとみとりなるみのかみ。 この布忍富鳥鳴海神ぬのおしとみとりなるみのかみが、若尽女神わかつくしめのかみを娶めとって生んだ子は、天日腹大科度美神あめのひはらおおしなどみのかみ。 この天日腹大科度美神あめのひはらおおしなどみのかみが、天狭霧神あめのさぎりのかみの娘の遠津待根神とおつまちねのかみを娶めとって生んだ子は、遠津山岬多良斯神とおつやまさきたらしのかみ。 以上の八島士奴美神やしまじぬみのかみから遠津山岬帯神とおつやまさきたらしのかみまでを十七世の神といいます。 八島士奴美神やしまじぬみのかみ:須佐之男命すさのおのみことと櫛名田比売くしなだひめの子。 八島士奴美神やしまじぬみのかみなどの須佐之男命すさのおのみことの系譜から大国主神おおくにぬしのかみの系譜の羅列です。 「十七世の神」となっていますが、実際に数えると15世しか記載されていません・・・ この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(69)上つ巻-大国主神 次の記事 -Next- 古事記を読む(71)上つ巻-大国主神 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(86)上つ巻-国譲り 古事記を読む(259)下つ巻-第25代・武烈天皇 古事記を読む(253)下つ巻-第22代・清寧天皇 古事記を読む(145)中つ巻-第9代・開化天皇 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)