2019/01/07

古事記を読む(72)上つ巻-大国主神

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

国作り

大国主神おおくにぬしのかみ神産巣日神かみむすびのかみ少名毘古那神すくなびこなのかみについて、お伺いをたててみると、

神産巣日神かみむすびのかみは、

「それは、わたしの子である。わたしの指の間から漏れ落ちた子である。葦原色許男命あしはらしこおのみこと大国主神おおくにぬしのかみ)と兄弟となって、その国を作り堅めなさい」

と仰せになりました。

それから、大穴牟遅おおなむぢ大国主神おおくにぬしのかみ)と少名毘古那神すくなびこなのかみは、一緒に協力をして、この国を作り堅めました。

そして、少名毘古那神すくなびこなのかみは、常世国とこよのくにへと渡ってしまいました。

常世国とこよのくに海の向こう側。

 

大国主神おおくにぬしのかみの別名が色々と出てきて非常にややこしいことになっています。

神産巣日神かみむすびのかみは、天地あめつちが出来たときに成った独神ひとりがみです。

独神ひとりがみでも子が存在することが明らかになりました。

少名毘古那神すくなびこなのかみがあまりに小さ過ぎて指の間からこぼれ落ちてしまったということでしょう。

大国主神おおくにぬしのかみ少名毘古那神すくなびこなのかみの国作りに関する古事記での記述は、あっさりとこれで終わってしまいます。

理由は分かりませんが、国作りの途中で、少名毘古那神すくなびこなのかみは、常世国とこよのくにに帰ってしまいました。

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