古事記を読む(76)上つ巻-大国主神 2018-06-07 2019-01-07 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 国作り 羽山戸神はやまとのかみが、大気都比売神おおげつひめのかみを娶めとって生んだ子は、若山咋神わかやまくいのかみ。 次に、若年神わかとしのかみ。 次に、妹若沙那売神いもわかさなめのかみ。 次に、彌豆麻岐神みずまきのかみ。 次に、夏高津日神なつたかつひのかみ、別名を夏之売神なつのめのかみ。 次に、秋毘売神あきびめのかみ。 次に、久々年神くくとしのかみ。 次に、久々紀若室葛根神くくきわかむろつなねのかみ。 以上の若山咋神わかやまくいのかみから久々紀若室葛根神くくきわかむろつなねのかみまで併せて8柱。 大気都比売神おおげつひめのかみ:この「おおげつひめ」は、古事記上で異なった漢字でいくつか出てきます。例えば、大宜都比売おおげつひめや大気津比売神おおげつひめのかみ。 いずれも同一神だとされています。 須佐之男命すさのおのみことに勘違いされて殺されてしまった悲運の女神です。 参考:古事記を読む(11)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 参考:古事記を読む(37)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 具体的な記述は、一切ありませんでしたが、これでいよいよ葦原中国あしはらのなかつくに(日本)の「国作り」が完成しました。 そして、いよいよ「国譲り」、「天孫降臨」へと移って行きます。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 梅雨入りと入梅 次の記事 -Next- 古事記を読む(77)上つ巻-国譲り 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(38)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 古事記を読む(249)下つ巻-第21代・雄略天皇 古事記を読む(251)下つ巻-第22代・清寧天皇 古事記を読む(150)中つ巻-第10代・崇神天皇 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)