2019/01/07

古事記を読む(81)上つ巻-国譲り

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

天菩比神あめのほひのかみ天若日子あめのわかひこ

鳴女なきめの言葉を聞いた天佐具売あめのさぐめは、天若日子あめのわかひこに対して、

「この鳥は、鳴き声がとても不吉なので、弓を射って殺してしまいましょう」

と進言しました。

すると、天若日子あめのわかひこは、天つ神あまつかみから授かった天之波士弓あめのはじゆみ天之加久矢あめのかくやきじ鳴女なきめを殺してしまいました。

天若日子あめのわかひこが射った矢は、きじ鳴女なきめの胸を貫通して、そのまま空高く上がり、天安河原あめのやすがわらにいらっしゃった天照大御神あまてらすおおみかみ高木神たかぎのかみのもとへ飛んで行きました。

この高木神たかぎのかみというのは、高御産巣日神たかみむすびのかみの別名です。

高木神たかぎのかみがその矢を取ってご覧になると、矢に血が付いていました。

そして、高木神たかぎのかみは、

「この矢は、天若日子あめのわかひこに授けた矢だ」

と仰せになりました。

天佐具売あめのさぐめ吉凶を判断する巫女みこ

 

天若日子あめのわかひこは、「国譲り」の交渉の使者として、高天原たかまのはらから護身用に持たせてもらった弓と矢で、高天原たかまのはらからの遣いのきじを打ち抜いてしまいます。

そして、運悪いことにそれが高天原たかまのはらまで届いてしまいました。

また、高木神たかぎのかみという名の神が突然登場しますが、高御産巣日神たかみむすびのかみの別名のようです。

何故ここで別名を出してくるのか謎ですが・・・

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