2019/01/06

古事記を読む(45)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

八岐大蛇やまたのおろち

須佐之男命すさのおのみこと八岐大蛇やまたのおろちの尾を切ったとき、十拳剣とつかのつるぎの刃が欠けてしまいました。

これは怪しいと思い、覗いて見ると、都牟刈大刀つむがりのたちがありました。

そこでこの大刀たちを取ってみると、これはタダの大刀たちではないと思い、天照大御神あまてらすおおみかみに申し上げ献上なさいました。

 

これが草那芸大刀くさなぎのたち草薙剣くさなぎのつるぎです。

草那芸大刀くさなぎのたち草薙剣くさなぎのつるぎ):三種の神器の1つ。

参考:三種の神器は、今現在どこにあるのか?

 

八岐大蛇やまたのおろちという、いわゆる悪から三種の神器の1つとなる草薙剣くさなぎのつるぎが出てきたことからも、

八岐大蛇やまたのおろちは、斐伊川ひいかわを象徴しているのではないかと思います。

当時の人にとって、斐伊川ひいかわは、氾濫して命を奪っていく存在であったと同時に、普段は、命の恵みをもたらしてくれる存在でもあったと解釈できると思います。

日本人にとって、自然は、善も悪ももたらす、共存すべき存在です。

西洋のように管理すべき存在ではありません。

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