古事記を読む(46)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

八岐大蛇やまたのおろち

こういう次第で、須佐之男命すさのおのみことは、宮殿をつくるべき土地を「出雲国いずものくに」にお求めになりました。

須賀すがという地にたどり着いたときに、

「この土地に来て、わたしの心はすがすがしい」

と仰せになりました。

 

そして、この須賀すがの地に宮殿を作って、お住みになりました。

そのためこの土地を「須賀すが」といいます。

須賀すが」と「すがすがしい」、これは単なる駄洒落です。

もちろん地名が先にあっての駄洒落です。

 

櫛に変えられた櫛名田比売くしなだひめも、

天照大御神あまてらすおおみかみ須佐之男命すさのおのみこと誓約うけいで生まれた正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみことも、「正に勝った吾が勝った」という駄洒落ですね。

正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみことは、今の皇室へと続くご先祖様です。

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