伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 2022-08-25 WRITER 雨野やたしげ この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 (原文) 昔、色好み、絶えにし人のもとより、 和歌(22) 思ひつつ寝ればやひとの見えつらむ夢と知りせばさめざらましを (現代訳) 昔、色恋を好む男が、交際が絶えてしまった女の所からこんな歌を贈られた。 和歌(22) 貴方のことを思いながら眠りについたので、貴方が夢に現れたのでしょうか。夢だと分かっていたならば、目を覚まさずにいましたのに… 和歌(22) 小野小町の歌。 過去に男女の別れがあり、女側はまだ心残りがある様子。 その残心を歌を通して男目線でえがいている。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本) 次の記事 -Next- 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 関連記事 - Related Posts - 伊勢物語-第九十四段 紅葉も花も 伊勢物語-第五十一段 菊 伊勢物語-第九段 東下り 伊勢物語-第五十九段 東山 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)