2019/01/07

古事記を読む(97)上つ巻-天孫降臨

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

天降り

邇邇芸命ににぎのみことは、天の石位あめのいわくらを離れて、天の八重にたなびく雲を押し分けて、荘厳な道を掻き分け、天浮橋から浮島に降り立ち、そこから筑紫の日向ひむかの高千穂の聖なる峰に降臨しました。

このとき、天忍日命あめのおしひのみこと天津久米命あまつくめのみことの二柱は、天の石靫あめのいわゆきを背負い、頭椎の大刀くぶつちのたちを帯び、天の波士弓あめのはじゆみを持ち、天の真鹿児矢あめのまかごやを手に持ち、邇邇芸命ににぎのみことの前に立って仕えました。

天忍日命あめのおしひのみことは、大伴連おおとものむらじらの祖であり、

天津久米命あまつくめのみことは、久米直くめのあたいらの祖です。

天の石位あめのいわくら高天原たかまのはらにある石の玉座。

天の石靫あめのいわゆき矢を入れる筒。

 

邇邇芸命ににぎのみことがいよいよ高千穂に降り立ちました。

大和でも出雲でもなく、なんで日向ひむかなんだろう・・・

神格化と今後の展開を考えたら、大和に降臨するのがベストな気がしますが・・・

様々な史実に配慮した上でのことで、ワールドカップ開催中なので、例えば、2002年日韓ワールドカップで、決勝戦は、日本で行う代わりに表記は、韓国を前にして、「Korea/Japan」としたような事情があったのかなと。

日本の統一にあたって、統一国家の中心は、大和でいいけど、天孫降臨の地は、日向ひむかにして欲しいといったような、事情があったのかもしれません。

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