古事記を読む(63)上つ巻-大国主神

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

根之堅洲国ねのかたすくに

稲羽いなば因幡いなば)の八上比売やがみひめは、そのときの約束どおりに、大穴牟遅神おおなむぢのかみと結婚しました。

そして、大穴牟遅神おおなむぢのかみは、八上比売やがみひめを連れてきました。

しかし、八上比売やがみひめは、須勢理毘売すせりびめを恐れて、生んだ子を木のまたに挟み、そのまま置いて因幡いなばに帰ってしまいました。

そのため、その子は、木俣神きまたのかみといい、別名を御井神みいのかみといいます。

先にも書きましたが、八上比売やがみひめは、須勢理毘売すせりびめに正妻の座を奪われます。

大国主神おおくにぬしのかみのピンチを何度も機転を利かして救った個の資質や、父が須佐之男命すさのおのみことであるという血筋は、これから権力者となって行く大国主神おおくにぬしのかみにとっては、非常に重要な要素であり、必然の選択であったのかなとも思われます。

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