日の本の屋根裏から日本を考える

サッカードイツ代表のメスト・エジルの問題は日本でも必ず起きる

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

先日、トルコ系移民のサッカードイツ代表の10番メスト・エジルが、人種差別的な批判を受け続けた理由でドイツ代表引退を表明した。

今回のロシアワールドカップでドイツが予選敗退したのと相まって、トルコのエルドアン大統領と一緒に撮影した写真が公開されてドイツ国内で批判が沸き起こっていた。

エジルといえば、2014年ブラジル大会では、ドイツ優勝に大きく貢献したのは自明であるし、わたしのような「サッカー素人」でも記憶しているほどである。

 

エジルの

「勝てばドイツ人、負ければ移民として扱われた」

この言葉は、ずしりと移民の難しさをそこはかとなく表していると思う。

 

この問題は、他人ごとではなく、日本でも考えなければならないはずである。

 

日本であり得る例で考えるなら、日本に帰化して日本代表になっている在日朝鮮人の方が金正恩朝鮮労働党委員長と会食して写真を撮っていた・・・みたいな感じになるのかも。

ドイツとトルコは、日本と北朝鮮ほど敵対関係はないが、トルコのエルドアン大統領のあの独裁とも言われかねない強権さに対するドイツ国内の批判は強い。

 

これは、本当に本当にデリケートな問題を孕んでいる。

 

現安倍政権は、諸手を挙げてという程ではないが、日本の労働人口を補うための移民受け入れを条件を付けながらもじりじりと進めている。

ネット上では、安直なリトマス試験紙として安倍政権に賛成は右翼、反対は左翼というレッテルが貼られがちだが、そこは是々非々で考えていけばそんな単純なものではないのは当然である。

個人的には、日本を沈没寸前まで追いやったと思っている民主党政権時代でもすべてがすべて批判されるものでもなく、尖閣諸島国有化なんかは、個人的にはよく踏み込んだと思っているし、その他も少ないながら・・・良いものはあった。

 

話を戻すと、

人道的なものではないという前提で、労働人口を補うという安易な移民受け入れは、
個人的には大反対である。

 

単純に想像つくものとしても、日本語の難しさ日本人の求めるサービスレベルの高さがあると思うし、もっともっと想像力を膨らませると、人間は感情を持っているのである。

帰化をしようが、そのルーツのアイデンティティは生き続けるし、やがて家族が増え、その子孫をその後代々受け入れるのである。

1度受け入れた人々を、やっぱり帰ってなんてことは絶対にできないし、するべきではない。

 

エジルは、移民3世ということで、言葉や価値観はいわゆる「ドイツ人」であっただろうが、やはりそのルーツのアイデンティティは生き続けていたということだと思う。

 

そして、それをドイツ人は、許さなかった。

 

この問題は、極めてデリケートであるが、労働人口を補うという安易な理由で移民を受け入れて行くと、絶対に絶対に日本でも起きる問題であると思う。

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