2019/01/07

古事記を読む(114)上つ巻-日向三代

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

海幸彦うみさちひこ山幸彦やまさちひこ

綿津見大神わだつみのおおかみは、一尋和邇ひとひろわにに、

「ならばおまえが、送って差し上げなさい。海中を渡るとき、怖がらせてはならぬぞ」

と言い、

その和邇わにの首に火遠理命ほおりのみことを乗せて送り出しました。

そして、その和邇わには、約束の通りに1日で帰ってきました。

その和邇わにが帰ろうと引き返すとき、火遠理命ほおりのみことは、身につけていた紐小刀ひもかたなを解いて、和邇わにの首に着けて帰しました。

そういう訳で、その一尋和邇ひとひろわには現在、佐比持神さひもちのかみと言われています。

佐比持神さひもちのかみ佐比は、刀のこと。

 

こういう訳で、火遠理命ほおりのみことは、豊玉毘売とよたまひめを残して、1人で葦原中国あしはらのなかつくにに帰って来ました。

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