2018/09/10

古事記を読む(118)上つ巻-日向三代

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと

豊玉毘売とよたまひめは、火遠理命ほおりのみことに覗かれたことを恨む気持ちがありましたが、恋しい気持ちに耐え切れず、御子を養育するために、妹の玉依毘売たまよりひめを地上に送り、次の歌を献上しました。

和歌(8)

赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装し 貴くありけり

(赤い玉は、紐さえ光るほど美しいですが、白い玉のようなあなた様のお姿はさらに貴いものでございます。)

 

これに対して、火遠理命ほおりのみことも次の歌をお詠みになりました。

和歌(9)

沖つ鳥 鴨著く島に 我が率寝し 妹は忘れじ 世のことごとに

(鴨が寄りつく島で、わたしが添い寝をした我が妻のことを、わたしは忘れることはないだろう。)

 

火遠理命ほおりのみことは、高千穂宮たかちほのみやに580年お住みになりました。

そして、御陵は、高千穂の山の西にあります。

鵜葺草葺不合命うがやふきあえずのみことの養育に豊玉毘売とよたまひめは、妹の玉依毘売たまよりひめを派遣します。

そして、鵜葺草葺不合命うがやふきあえずのみこと玉依毘売たまよりひめが結婚することになり、神武天皇が生まれます。

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