日の本の屋根裏から日本を考える

古事記を読む(107)上つ巻-日向三代

 







この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

海幸彦うみさちひこ山幸彦やまさちひこ

弟の火遠理命ほおりのみことが海辺で泣いていると、塩椎神しおつちのかみが現れて、

「どうして虚空津日高そらつひこ火遠理命ほおりのみこと山幸彦やまさちひこ)が泣いているのか」

と尋ねると、

火遠理命ほおりのみことは、

「わたしと兄とで道具を交換したのですが、わたしが兄の釣針を失くしてしまいました。兄がその釣針を返すよう求めるので、沢山の釣針を作って弁償をしたのですが、受け取ってもらえず、『元の釣針を返せ』と言うのです。そういうわけで、わたしは、困ってしまい泣いているのです」

と言いました。

塩椎神しおつちのかみは、

「わたしがあなたの為に力になりましょう」

と言い、

すぐに竹で堅く編んだ小舟を作り、火遠理命ほおりのみことをその小舟に乗せました。

古事記を読んでいて思うのは、悲鳴とか泣き声は、神様に通じやすいのかなぁ・・・てこと。

神社でお願いするときも、そうした方が通じるのかも・・・

というのは、冗談ですが、なんかそういう傾向があるようです。

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