古事記を読む(189)中つ巻-第12代・景行天皇 2019-01-13 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 倭建命やまとたけるのみことの薨去こうきょ 倭建命やまとたけるのみことの魂である白鳥は、伊勢から飛び立つと、河内国の志幾しき(大阪府柏原市)に留まりました。 そこで、后と御子達は、その地にも御陵を作り御鎮座いただきました。 そういった訳でその墓は「白鳥御陵しらとりのみはか」と言われます。 しかし、その白鳥は、その後そこからまた飛び立って行きました。 倭建命やまとたけるのみことが国を平定しに出掛けたときに、久米直くめのあたいの祖である七拳脛ななつかはぎが、常に膳夫かしわで(料理人)として従い仕えていました。 倭建命やまとたけるのみことの魂は、白鳥となって現在、大鳥神社(大阪府堺市)が存在する場所に降り立ったとされています。 「久米直くめのあたいの祖である七拳脛ななつかはぎが、膳夫かしわでとして仕えていた・・・」 この最後の文章は、あまりに唐突でそれまでの流れにまったく沿っていません。 何故これをここにぶっ込んで来たのか・・・ この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(188)中つ巻-第12代・景行天皇 次の記事 -Next- 古事記を読む(190)中つ巻-第12代・景行天皇 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(69)上つ巻-大国主神 古事記を読む(239)下つ巻-第20代・安康天皇 古事記を読む(179)中つ巻-第12代・景行天皇 古事記を読む(36)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)