古事記を読む(189)中つ巻-第12代・景行天皇

 







この記事を書いている人 - WRITER -
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

 

倭建命やまとたけるのみこと薨去こうきょ

倭建命やまとたけるのみことの魂である白鳥は、伊勢から飛び立つと、河内国の志幾しき(大阪府柏原市)に留まりました。

そこで、后と御子達は、その地にも御陵を作り御鎮座いただきました。

そういった訳でその墓は「白鳥御陵しらとりのみはか」と言われます。

 

しかし、その白鳥は、その後そこからまた飛び立って行きました。

 

倭建命やまとたけるのみことが国を平定しに出掛けたときに、久米直くめのあたいの祖である七拳脛ななつかはぎが、常に膳夫かしわで(料理人)として従い仕えていました。

倭建命やまとたけるのみことの魂は、白鳥となって現在、大鳥神社(大阪府堺市)が存在する場所に降り立ったとされています。

久米直くめのあたいの祖である七拳脛ななつかはぎが、膳夫かしわでとして仕えていた・・・」

この最後の文章は、あまりに唐突でそれまでの流れにまったく沿っていません。

何故これをここにぶっ込んで来たのか・・・

 

この記事を書いている人 - WRITER -
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」




Copyright© 深夜営業ジャパノロジ堂 , 2019 All Rights Reserved.