2019/01/07

古事記を読む(122)中つ巻-初代・神武天皇

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

東征

神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみことは、

さおを差し渡して、神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみこと五瀬命いつせのみことの船に引き入れ、槁根津日子さおねつひこという名前を授けました。

これは、倭国造やまとのくにのみやつこらの祖です。

そして、その地からさらに東へと進み、浪速の渡なみはやのわたり(大阪府)を通って青雲あおくも白肩津しらかたのつ(東大阪市)に船をお泊めになりました。

このとき、登美能那賀須泥毘古とみのながすねひこが軍を興して待ち受けていたので、戦いになりました。

神倭伊波礼毘古命かむやまといわれびこのみこと五瀬命いつせのみことは、船に備えていた盾を取り出して、船からお降りになりました。

そこで、その土地を名付けて盾津たてつといいます。

現在では、日下くさか蓼津たてつと呼ばれています。

これまでのルートを辿ってみると、

宮崎→大分→福岡→広島→岡山→大阪と来たところで、戦が起きてしまいました。

 

盾津たてつと盾は、駄洒落ですね。

もちろん、地名が先です。

盾だけを持っても戦には勝てません。

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