古事記を読む(139)中つ巻-第4代・懿徳天皇 2018-09-04 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 懿徳いとく天皇 大倭日子鉏友命おおやまとひこすきとものみことは、軽かるの境丘宮さかいおかのみやで、天下を統治なさいました。 懿徳いとく天皇が、師木県主しきのあがたぬしの祖の賦登麻和訶比売命ふとまわかひめのみこと、別名、飯日比売命いひひひめのみことと結婚して、お生まれになった子が、 御真津日子訶恵志泥命みまつひこかえしね、 多芸志比古命たぎしひこのみこと の二柱です。 このうち、御真津日子訶恵志泥命みまつひこかえしねは、天下を統治なさいました。 多芸志比古命たぎしひこのみことは、血沼之別ちぬのわけ、多遅麻たじま(兵庫県北部)の竹別たけのわけ、葦井の稲置あしいのいなきの祖です。 懿徳いとく天皇の御寿命は45歳。 御陵は、畝火山うねびやまの真名子谷まなこだにのほとりにあります。 御真津日子訶恵志泥命みまつひこかえしね:のちの第5代考昭こうしょう天皇。 懿徳いとく天皇に関する記述もこれで終了です。 次は、第5代考昭こうしょう天皇です。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(138)中つ巻-第3代・安寧天皇 次の記事 -Next- 古事記を読む(140)中つ巻-第5代・考昭天皇 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(127)中つ巻-初代・神武天皇 古事記を読む(120)中つ巻-初代・神武天皇 古事記を読む(243)下つ巻-第21代・雄略天皇 古事記を読む(70)上つ巻-大国主神 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)