古事記を読む(145)中つ巻-第9代・開化天皇

 




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雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

開化かいか天皇

若倭根子日子大毘々命わかやまとねこひこおほびびのみことは、春日の伊耶河宮いざかはのみやで天下を統治なさいました。

開化かいか天皇が、丹波の大県主おおあがたぬし由碁理ゆごりの娘である竹野比売たかのひめと結婚してお生まれになった子が、

比古由牟須美命ひこゆすみのみこと

 

継母の伊迦賀色許売命いかがしこめのみことと結婚してお生まれになった子が、

御真木入日子印恵命みまきいりひこいにえのみこと御真津比売命みまつひめのみことの二柱です。

 

また、丸邇臣わにのおみの祖である日子国意祁都命ひこくにおけつのみことの妹の意祁都比売命おけつひめのみことと結婚してお生まれになった子が、

日子坐王ひこいますのみこの一柱です。

 

葛城の垂見宿禰たるみのすくねの娘である鸇比売わしひめと結婚してお生まれになった子が、

建豊波豆羅和気たけとよはずらわけ

 

開化かいか天皇の御子は、合わせて5柱。

男4柱。女1柱です。

 

御真木入日子印恵命みまきいりひこいにえのみことは、天下を統治なさいました。

 

崇神すじん天皇の兄である比古由牟須美命ひこゆむすのみことの子は、

大筒木垂根王おおつつきたりねのみこ讃岐垂根王さぬきたりねのみこの二柱です。

この2人の王には、5人の娘がおられた。

 

日子坐王ひこいますのみこが、山代の荏名津比売えなつひめ、別名、苅幡戸弁かりはたとべと結婚してお生まれになった子が、

大俣王おおまたのみこ小俣王こまたのみこ志夫美宿禰王しぶみのすくねのみこの3柱です。

 

また、日子坐王ひこいますのみこが、春日の建国勝戸売たけくにかつとめの娘である沙本さほ大闇見戸売おおくらみとめと結婚してお生まれになった子が、

沙本毘古王さほびこのみこ

袁耶本王おざほのみこ

沙本毘売命さほびめのみこと、別名、佐波遅比売さわじひめです。

この沙本毘売命さほびめのみことは、伊久米いくめ天皇の皇后となりました。

次に、室毘古王むろびこのみこの4柱です。

伊迦賀色許売命いかがしこめのみこと継母ですから、先代の孝元こうげん天皇の側室です。

御真木入日子印恵命みまきいりひこいにえのみことのちの崇神すじん天皇

 

先代が亡くなると、その先代のきさきや側室をめとって、後継者であることを示す狙いがあります。

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