古事記を読む(175)中つ巻-第12代・景行天皇

 







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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」

后妃こうひ皇子女おうじじょ

大帯日子淤斯呂和気天皇おおたらしひこおしろわけのすめらみことの子のうち、記録されているのが21柱、記録されていないのが59柱。

あわせて80柱です。

 

そのうち、若帯日子命わかたらしひこのみこと倭建命やまとたけるのみこと五百木之入日子命いおきのいりひこのみことの三王は、皇位を継承する資格をもつ皇太子です。

その他の77柱は皆、国造くにのみやつこ和気わけ稲置いなき県主あがたぬしに任命されました。

 

なかでも若帯日子命わかたらしひこのみことが天下を統治なさいました。

のちに、小碓命おうすのみことは、東西の荒ぶる神、従わない人々を平定しました。

 

次に、櫛角別王くしつぬわけのみこは、茨田下連まむたのしものむらじらの祖です。

 

次に、大碓命おおうすのみことは、守君もりのきみ大田君おほたのきみ島田君しまだのきみの祖です。

 

次に、神櫛王かむくしのみこは、木国きのくに酒部阿比古さかべのあひこ宇陀うだの酒部の祖です。

 

次に、豊国別王とよくにわけのみこは、日向国造くにのみやつこの祖です。

大碓命おおうすのみこと小碓命おうすのみこと(のちの倭建命やまとたけるのみこと)の兄。小碓命おうすのみことに殺される。

 

しかし、景行けいこう天皇は、子ども多すぎ・・・

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