古事記を読む(148)中つ巻-第9代・開化天皇 2018-09-25 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 開化かいか天皇 美知能宇志王みちのうしのみこの弟である水穂真若王みづほのまわかのみこは、近江の安直やすのあたいの祖です。 神大根王かむおおねのみこは、三野国みののくにの本巣国造もとすのくにのみやつこの、長幡部連ながはたべのむらじの祖です。 山代の大筒木真若王おおつつきまわかのみこが、 弟である伊理泥王いりねのみこの娘である丹波の阿治佐波毘売あじさはびめと結婚してお生まれになった子が、 迦邇米雷王かにめいかずちのみこです。 この迦邇米雷王かにめいかずちのみこが、 丹波の遠津臣とおつおみの娘である高杙比売たかくいひめと結婚してお生まれになった子が、 息長宿禰王おきながのすくねのみこです。 この息長宿禰王おきながのすくねのみこが、 葛城の高額比売たかぬかひめと結婚してお生まれになった子が、 息長帯比売命おきながたらしひめのみこと、 虚空津比売命そらつひめのみこと、 息長日子王おきながひこのみこ の3柱です。 この息長日子王おきながひこのみこは、吉備の品遅君ほむぢのきみ、針間はりまの阿宗君あそのきみの祖です。 また、息長宿禰王おきながのすくねのみこが、 河俣かはまたの稲依毘売いなよりびめと結婚してお生まれになった子が、 大多牟坂王おおたむさかのみこです。 大多牟坂王おおたむさかのみこは、多遅麻国造たじまのくにのみやつこの祖です。 上述の建豊波豆羅和気王たけとよはずらわけのみこは、道守臣ちもりのおみ、忍海部造おしぬみべのみやつこ、御名部造みなべのみやつこ、稲羽の忍海部おしぬみべ、丹波の竹野別たかのわけ、依網よさみの阿毘古あびこらの祖です。 開化かいか天皇の御寿命は、63歳。 御陵は、伊耶河いざかわの坂のほとりにあります。 息長帯比売命おきながたらしひめのみこと:のちの神功じんぐう皇后。 開化かいか天皇に関する記述は以上です。 これでとりあえず欠史八代けっしはちだいの記述は、終了です。 次は、崇神すじん天皇です。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(147)中つ巻-第9代・開化天皇 次の記事 -Next- 古事記を読む(149)中つ巻-第10代・崇神天皇 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(196)中つ巻-第14代・仲哀天皇 古事記を読む(134)中つ巻-初代・神武天皇 古事記を読む(225)下つ巻-第17代・履中天皇 古事記を読む(30)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)