古事記を読む(191)中つ巻-第12代・景行天皇 2019-01-20 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 倭建命やまとたけるのみことの后きさきと御子みこ 次に、息長田別王おきながたわけのみこの子が杙俣長日子王くいまたながひこのみこです。 この杙俣長日子王くいまたながひこのみこの子が、 飯野真黒比売命いいのまぐろひめのみこと、 次に、息長真若中比売おきながまわかなかつひめ、 次に弟比売おとひめ、 併せて3柱。 また、若建王わかたけるのみこが飯野真黒比売いいのまぐろひめと結婚して生まれた子が、 須売伊呂大中日子王すめいろおほなかつひこ。 この須売伊呂大中日子王すめいろおほなかつひこが近江の柴野入杵しばのいりきの娘と結婚して生まれた子が、 迦具漏比売命かぐろひめのみこと。 大帯日子天皇おおたらしひこ(景行けいこう天皇)が、この迦具漏比売命かぐろひめのみことと結婚して生まれた子が、 大江王おおえのみこです。 この大江王おおえのみこが腹違いの妹である銀王しろがねと結婚して生まれた子が、 大名方王おおながたのみこ、大中比売命おほなかつひめのみこと。 この大中比売命おほなかつひめのみことは、香坂王かごさかのみこ、忍熊王おしくまのみこの母です。 大帯日子天皇おおたらしひこ(景行けいこう天皇)の御寿命は、137歳。 御陵は、山辺の道の辺りにあります。 迦具漏比売命かぐろひめのみこと:倭建命やまとたけるのみことの曾孫そうそんに当たる。孫の子どもです。 そして、この倭建命やまとたけるのみことの曾孫そうそんを倭建命やまとたけるのみことの父である景行けいこう天皇が嫁にするというあり得ない系譜になっている。 倫理的というよりも物理的にあり得ない。 景行けいこう天皇の条は、これで終わりです。 ほとんどが倭建命やまとたけるのみことの話で占められています。 次回からは、第13代・成務せいむ天皇です。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 天照大御神の親、弟、子、孫、夫の話聞く? 次の記事 -Next- 古事記を読む(192)中つ巻-第13代・成務天皇 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(157)中つ巻-第10代・崇神天皇 古事記を読む(141)中つ巻-第6代・孝安天皇 古事記を読む(253)下つ巻-第22代・清寧天皇 古事記を読む(111)上つ巻-日向三代 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)