2019/01/06

古事記を読む(21)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

三貴子みはしらのうずのみこ

伊邪那岐神いざなきのかみは、大層お喜びになり、

「わたしは子を次々に生んできたが、最後に三柱の貴い子を得ることができた」

と仰せになり、

自らが付けていた首飾りの玉を響かせながら、それを天照大御神あまてらすおおみかみに授けて、

「あなたは高天原たかまのはらを統治しなさい」

と仰せになりました。

この首飾りは、御倉みくらの棚に安置することから、またの名を御倉板挙之神みくらたなのかみといいます。

 

次に、月読命つくよみのみことには、

「あなたは夜の世界を統治しないさい」

と仰せになりました。

 

次に、須佐之男命すさのおのみことには、

「あなたは海原を統治しなさい」

と仰せになりました。

これまで、伊邪那岐神いざなきのかみ伊邪那美神いざなみのかみは、二神で様々な神を生みだしてきました。

そして、伊邪那美神いざなみのかみが亡くなったあと、今まで生みだした神々のなかでも最も貴い三貴子みはしらのうずのみこ伊邪那岐神いざなきのかみ一神で生み出してしまいます。

 

これって・・・

伊邪那美神いざなみのかみの立場は・・・

 

古事記を読み進めて行くと、このようなツッコミたくなる箇所はたくさん出てきます。

大らかに、人名も神々の名もいちいち覚えず気負わず読み進めるのが挫折しないコツです。

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雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。
 

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