古事記を読む(3)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 2018-03-24 2019-01-06 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 淤能碁呂島おのごろじま 天つ神あまつかみたちは話し合い、伊邪那岐神いざなきのかみと伊邪那美神いざなみのかみに、 「この漂ってる国を固めて完成させなさい」と命じ、天の沼矛あめのぬぼこを与え、委任なさいました。 二神は天の浮橋に立って、海に天の沼矛を下ろし、海水をこおろこおろと鳴らして矛を引き上げました。すると、矛の先から海水がしたたり落ちて、塩が積もっていき、島となりました。 これが淤能碁呂島おのごろじまです。 その後、二神はその島に降り立ち、天御柱あめのみはしらを立てて、立派な神殿をお建てになりました。 淤能碁呂島おのごろじま:実際にどの島にあたるかは未詳ですが、淡路島の沼島という説が有力です。 天つ神あまつかみ:高天原たかまのはらに住んでいる神々。これに対し、地上に住んでいる神々を国つ神くにつかみという。 高天原たかまのはら:天つ神あまつかみが住んでいる天上の国。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(2)上つ巻-天地の創生 次の記事 -Next- 今夜の月 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(105)上つ巻-日向三代 古事記を読む(133)中つ巻-初代・神武天皇 古事記を読む(234)下つ巻-第19代・允恭天皇 古事記を読む(183)中つ巻-第12代・景行天皇 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)