2019/01/07

古事記を読む(61)上つ巻-大国主神

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

根之堅洲国ねのかたすくに

大穴牟遅神おおなむぢのかみは、眠っているの須佐之男命すさのおのみことの髪を掴み、建物の柱に結び付け、五百引の石いおびきのいわをその部屋の入り口に置いて塞ぎ、妻の須勢理毘売すせりびめを背負いました。

さらに、須佐之男命すさのおのみこと生大刀いくたち生弓矢いくゆみや天の沼琴あめのぬごとを持って逃げるときに、天の沼琴あめのぬごとが木に触れてしまい、大きな音を立て大地を揺れ動かしました。

すると、眠っていた須佐之男命すさのおのみことがその音で目を覚まし、驚いて立ち上がったので、建物を引き倒してしまいました。

しかし、髪が柱に結び付けられているのをほどいている間に大穴牟遅神おおなむぢのかみ須勢理毘売すせりびめは、遠くへ逃げて行きました。

五百引の石いおびきのいわ500人がかりでようやく動くような大岩。ちなみに、伊邪那岐神いざなきのかみ黄泉国よみのくにを塞いだのは、千引きの岩ちびきのいわで1000人がかりでした。

 

大穴牟遅神おおなむぢのかみが、最後にやり返しました。

この後、須佐之男命すさのおのみことが追いかけてきます。

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