古事記を読む(39)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 2018-04-30 2019-01-06 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 八岐大蛇やまたのおろち 須佐之男命すさのおのみことは、出雲の肥河ひのかわの上流の鳥髪とりかみという地にお降りになりました。 すると箸がその河を流れてきたので、須佐之男命すさのおのみことは、その上流に人が住んでるとお思いになり、訪ねて行くと、老夫婦がその間に少女を置き、泣いていました。 須佐之男命すさのおのみことが名前を尋ねると、 「わたしは、国つ神くにつかみの大山津見神おおやまづみのかみの子で、足名椎あしなづちといい、妻の名前は手名椎てなづちといい、娘の名前は櫛名田比売くしなだひめといいます」 と申しました。 国つ神くにつかみ:高天原たかまのはらの神を天つ神あまつかみというのに対して、葦原中国あしはらのなかつくに(地上世界:日本)の神を国つ神くにつかみという。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 「天皇」とは何者であり、日本国の「象徴」となり得る根拠は何か? 次の記事 -Next- 古事記を読む(40)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(207)中つ巻-第15代・応神天皇 古事記を読む(170)中つ巻-第11代・垂仁天皇 古事記を読む(257)下つ巻-第23代・顕宗天皇 古事記を読む(57)上つ巻-大国主神 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)