2019/01/06

古事記を読む(55)上つ巻-大国主神

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

因幡の素兎いなばのしろうさぎ

神産巣日之命かみむすびのみことは、

𧏛貝比売きさがいひめ蛤貝比売うむぎひめを遣わして、大穴牟遅神おおなむぢのかみを治療し蘇生させました。

𧏛貝比売きさがいひめが貝殻を削り、粉を集め、

それを蛤貝比売うむぎひめはまぐりの煮汁で溶いて、母乳のようにして塗ると、大穴牟遅神おおなむぢのかみは、蘇生して、立派な男に戻り元気になりました。

はまぐりの煮汁:はまぐりの煮汁は、火傷などの治療に使われていました。

 

えっ蘇生できるの!?

蘇生できるのなら、伊邪那美神いざなみのかみも蘇生してあげればよかったのに、恐らく伊邪那美神いざなみのかみの方が軽傷だろうし・・・という話なのですが。

 

物語上、伊邪那美神いざなみのかみが死に、伊邪那岐神いざなきのかみ黄泉国よみのくにに行き、みそぎをしたからこそ、天照大御神あまてらすおおみかみ須佐之男命すさのおのみことが生まれた訳ですから、伊邪那美神いざなみのかみが死んでいなければ今の皇室も日本も存在しないということにはなるのですが・・・。

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