古事記を読む(9)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 2018-03-30 2019-01-06 WRITER 雨野やたしげ 1 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 神生み 二神は、国を生み終え、次に神を生みました。 生んだ神の名前は大事忍男神おおことおしおのかみ、 次に、石土毘古神いわつちびこのかみを生み、 次に、石巣比売神いわすひめのかみを生み、 次に、大戸日別神おおとひわけのかみを生み、 次に、天之吹男神あめのふきおのかみを生み、 次に、大屋毘古神おおやびこのかみを生み、 次に、風木津別之忍男神かざもくつわけのおしおのかみを生み、 次に、海の神の大綿津見神おおわたつみのかみを生み、 次に、水戸神の速秋津日子神はやあきつひこのかみを生み、 次に、女神の速秋津比売神はやあきつひめのかみを生みました。 この速秋津日子神はやあきつひこのかみと速秋津比売神はやあきつひめのかみの二神が、河と海を分けて神を生みました。 沫那芸神あわなぎのかみと沫那美神あわなみのかみが生まれ、 次に、頬那芸神つらなぎのかみと頬那美神つらなみのかみが生まれ、 次に、天之水分神あめのみくまりのかみと国之水分神くのみくまりのかみが生まれ、 次に、天之久比箸母智神あめのくひざもちのかみと国之久比箸母智神くのくひざもちのかみが生まれました。 退屈な描写が続きますが、全知全能の神を唯一の存在であるとする西洋と、万物に神を見出し、八百万の神を観念する日本の世界観の違いがよく出ています。 この記事を書いている人 - WRITER - 雨野やたしげ フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」 前の記事 -Prev- 古事記を読む(8)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 次の記事 -Next- 古事記を読む(10)上つ巻-伊邪那岐神と伊邪那美神 関連記事 - Related Posts - 古事記を読む(247)下つ巻-第21代・雄略天皇 古事記を読む(33)上つ巻-天照大御神と須佐之男命 古事記を読む(246)下つ巻-第21代・雄略天皇 古事記を読む(64)上つ巻-大国主神 最新記事 - New Posts - 伊勢物語 あとがき 伊勢物語-第十八段 あきの夜も(伝 為氏本) 伊勢物語-第十七段 夢と知りせば(伝 為氏本) 伊勢物語-第十六段 太刀のをがはの(伝 為氏本)