2019/01/07

古事記を読む(94)上つ巻-天孫降臨

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

天降り

天照大御神あまてらすおおみかみ高木神たかぎのかみは、天宇受売命あめのうずめのみことに、

「おまえは、か弱い女性ではあるが、神と向かい合っても気後れしない神である。だから、おまえが行って、
『我が御子が天降りをしようとする道に、いるのは誰だ』と尋ねなさい」

と仰せになりました。

天宇受売命あめのうずめのみことがこのように尋ねると、

「わたしは、国つ神くにつかみ猿田毘古神さるたひこのかみです。ここにいる訳は、天つ神あまつかみの皇子が天降りをなさると聞いて、先導させて頂こうと待っておりました」

と答えました。

天児屋命あめのこやねのみこと布刀玉命ふとだまのみこと天宇受売命あめのうずめのみこと伊斯許理度売命いしこりどめのみこと玉祖命たまのおやのみことの併せて五伴緒いつのとものおを従えさせて、天降りさせました。

天宇受売命あめのうずめのみこと天の石屋戸あめのいわやと開きの際に、裸になって踊った神。芸能の神。

参考:古事記を読む(34)上つ巻-天照大御神と須佐之男命

猿田毘古神さるたひこのかみ顔は赤く鼻は長く、天狗のモデルとも言われています。天宇受売命あめのうずめのみことと夫婦になりますが、貝に手を挟まれ溺れ死んでしまいます。

 

天宇受売命あめのうずめのみことを含む五伴緒いつのとものおは、天の石屋戸あめのいわやと開きの際に活躍した神々です。

蒼々たる神々が邇邇芸命ににぎのみことに従って、天降りしたことが分かります。

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