2019/04/29

「令和の怪物」の用語を早速使ってますが・・・まだ平成です

 




この記事を書いている人 - WRITER -
雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

(敬称略)

決まりましたね「令和」。

愛用のパソコンもようやく「れいわ」をスムーズに変換するようになりました。

 

ニュース記事を見ていると、早速「令和の怪物」なる文字があり、投手の佐々木朗希君(大船渡高校3年生)を「令和の怪物」と紹介していました。

 

野球界に限れば、

「昭和の怪物」は、江川卓であり、

「平成の怪物」は、松坂大輔であり、

2人とも甲子園で強烈なインパクトと結果を残しました。

 

「令和の怪物」を佐々木朗希君に授けるには、無双感が足りない気がしますし、全く浸透していないし、この記者は、「令和の怪物」という用語をどうしても使いたかったという気が・・・

 

しかも、まだ御代は平成です。

「令和の怪物」の名は、もう少し若い世代に、という気がします。

他の候補

新聞を見ていると、「令和」の他の候補が出ていました。

記憶が確かなら、当初は、落選した他の候補は、公表しないと言っていた記憶があったので、興味津々に他の候補に目を通しました。

英弘えいこう

久化きゅうか

広至こうし

万和ばんな

万保ばんぽう

最初に思ったのは、「万和ばんな」は、読めん。

個人的には、「令和」で良かったという気がします。

 

万葉集由来というのも、だいぶ嬉しく、それまでの元号は、中国の古典から選出されていることは、承知してましたが、もはや慣例になっており、

「国書」から選出されることはないのだと、勝手に思っていました。

平成の他の候補

ちなみに「平成」の他の候補は、

修文しゅうぶん

正化せいか

で、これは、ローマ字表記すると頭文字がともに「s」なので、「昭和」の頭文字と同じで、有識者から不適切という意見が出るのを前提としての候補でした。

 

つまり、「平成」ありきだったということ。

 

「昭和」から「平成」の改元は、今回のようなご譲位ではなく、昭和天皇の崩御ほうぎょによるものであり、

 

通常は、崩御ほうぎょイコール改元なので、

 

新元号の話題をする自体、あまりに不敬であり、

 

今回のように大っぴらに各々が予想するなんてことはあり得ず、昭和天皇のご容体が悪いことは、国民に当時知らされていましたし、政府としては、当然、水面下でそのときに備えて、新元号を模索しないわけにはいかず、中曽根元総理が温めていた「平成」をときの竹下総理が引き継いで・・・

 

この時点で、「平成」がもう決定していた。

 

この出来レースを批判する向きもありましたが、個人的には何が悪いのかがさっぱり理解できません。

 

同じ改元でも、崩御ほうぎょによるものと、ご譲位によるものとでは大きな違いがあり、前者の場合は大混乱の中で元号を決定しなければいけないわけで、

昭和の場合は、1989年(昭和64年)1月7日の6時33分に昭和天皇が崩御ほうぎょされて、その日の14時36分に「平成」が発表されており、決定案を前もって決めていないと、とても対応できるものではない。

 

まさか崩御ほうぎょされて、そこから、慌てて元号を選定するわけもなく・・・

 

そして、有識者会議なんて、単なる形式だけのものであり、

最終決定は、総理がするわけで・・・「令和」も有識者会議で決まったのではなく、前もって総理のなかで決まっていたことは明々白々なわけであり、そして、それは、当然のことであると思うのですが・・・

 

やはり、やっぱり、それを批判する人が、今回もいたことにただ驚きを禁じ得ません・・・

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雨野やたしげ
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