2019/05/27

渡邊雄太選手NBAデビューとナマ田臥の衝撃なり!

 




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雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。

ついにこのときが来た!!

10月27日(日本時間28日)にメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太選手が日本人選手として、2人目のNBAデビューを果たした。

4Qで途中出場し、2得点2リバウンドを記録。

わたしの周りのバスケ経験者・関係者は、皆踊り狂っている。

ヒハー!

日本人初のNBAデビューを果たした田臥たぶせ勇太選手もお祝いメッセージを出していた。

「渡邊選手、おめでとうございます。NBA選手になるための過程がどれだけ厳しいものかという現実をよく知っていますので、渡邊選手がNBA選手として試合に出場したことを本当に嬉しく思います」。

「日本人のNBA選手は、未来ある子供達に夢を与えるという大事な役割があると思います。渡邊選手のこれからの活躍、そしてチャレンジが、日本の子供達が将来NBA選手になりたいと夢を持てる大きなきっかけになると思います」。

「ここからはNBA選手としてプレーし続けることが目標になると思います。全ての経験を大事にしながら、その目標に向かってこれからもチャレンジし続けてもらいたいです」。

ナマ田臥は、えげつなかった

2004年に日本人選手として初めてNBAデビューを果たした田臥たぶせ勇太選手。

彼は、170cm前後という決して高くない身長でありながら、1年生から秋田の超名門・能代工業のスター選手だった。

当時、わたしの地元で国体が行われ、同じく同時期に高校バスケ少年だったわたしは、田臥たぶせ選手観たさに友人と体育館に行った。

別に何か特別な凄いプレーをした訳ではなく、ドリブルとパスを見ただけで、

「モノが違う」

のが分かった。

 

あれぞな「身震い」とは・・・ハハ・・・

 

まさに、

センスおばけである。

センスの権化ごんげである。

センスの生みの親である。

 

一緒に行って、横に立っていた友人と同じタイミングで、口をあんぐりと開けて、顔を見合わせた。

 

観ていて分かるのは、彼は決して走るのは速くない・・・
が、
ボールを持ってドリブルをし出すと相対的に驚異的な速さを発揮する。

 

ボールハンドリング、身のこなし、相手との間合い・かけ引き、シュートの柔らかさ、パスセンス、視野の広さ・・・

全てが、超一流なのが、容易に分かった。

 

彼が能代工業に在籍した3年間、能代工業は、9冠を達成。

つまり、「高校総体(インターハイ)」、「国体」、「全国高校選抜(ウィンターカップ)」の1年間の3大タイトルを3年間すべて総ナメした。

この偉業は、後にも先にもどこも成し遂げていない。

 

渡邊選手も衝撃だった

わたしの趣味の1つは、高校スポーツ観戦である・・・笑

とりわけ、野球とバスケットは、現地に足を運び観戦する。

 

渡邊雄太選手の高校時代の試合は、テレビ観戦であったが、やはり衝撃だった。

渡邊選手は、田臥選手とは、少しタイプが違う。

渡邊選手は、206cm。

田臥選手は、173cm。

 

普通、206cmの身長があれば、日本ではセンターのポジションをすることが多い。

しかし、渡邊選手は、高校時代から、フォワードのポジションをこなしている。

ときに、ボール運びもする。

 

ビッグマンにありがちなゴール下でゴリゴリやるのではなく、

ドリブルも外からのシュートも得意としている。

そして、やっぱりプレーが柔らかい。

シュートタッチも身のこなしも・・・

まさにオールラウンダーである。

206cmの選手がゴール下ではなく、外に出て、あの身のこなしとシュートをされると誰もディフェンスできない。

同じく2m級のビッグマンがマッチアップすると、外でのあの素早い柔らかい横の動きについていけない、逆に動ける180cm台の選手がマッチアップすると、今度は、縦の動きについていけず、頭の上からノーマークでシュートを打たれてしまう。

 

少なくとも日本の高校生では、彼を止められる選手はいなかったように思う。

まさに無双である。

しかし、そんな渡邊選手も在籍した香川の尽誠学園では準優勝止まりであった。

田臥時代の能代工業がどんなけ異常だったかがよく分かる・・・

 

100戦100敗

バスケットファンとしては、野球やサッカーは、どんどん海外でも通用する日本人選手が出て来ているのに、何故バスケットは、通用しないのか・・・ここをどうしても考えてしまう。

 

例えば、サッカー王国ブラジルと日本が100試合サッカーの試合をしたら、恐らく10回くらいは勝てると思う。

現時点で、バスケット王国アメリカと日本が100試合バスケットの試合をしたら、間違いなく100敗するだろう。

要は、そういうことなんだと思う。

得点がたくさん入るスポーツなので、番狂わせが起こりにくいという面が大きいのはもちろんだが、やっぱり、野球やサッカーよりも、体格が締める割合がバスケットは大きいような気がする。

バレーボールも体格が締める割合が大きいと思うが、選手同士がガシガシ接触するバスケットは、その影響が顕著に出てしまうのかもしれない・・・

 

おわりに

田臥選手もNBAデビューは、果たしたものの、試合に出たのは、数試合だけだった。

デビュー自体があり得ないほど凄いのだけど、活躍したとまでは言えないのかもしれない。

そして、日本に戻り、今現在も現役でプレーしている。

是非、渡邊選手には、NBAデビューは通過点として、NBAで長く活躍している姿を是非観せてもらいたいと・・・

いちバスケットファンとして心から切に切に願ってやみませぬ。

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雨野やたしげ
フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。 日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。 古事記の教育現場復帰を強く願う「自分たちの神話を学ばない民族に未来はない」。
 

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