雨水:霞始靆(かすみはじめてたなびく)
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フリーの翻訳者・ライター、編集、校正。
日本の伝統文化である和歌、短歌、古典、古事記、日本文化、少しのプライベート。
古事記の教育現場復帰「未来を担う子ども達に自分たちのアイデンティティである日本神話を」
気温が少しずつ上がり始め、春霞がたなびき始める時季。
霞
大気中に細かな水滴や塵が増えて、遠くの景色がぼんやりとかすみ…
春の霧は、特別に「霞」と呼ばれ、夜の霞は、「朧」と呼ばれます。
霞は「たなびく」、霧は「立ちのぼる」や「立ち込める」が一般的に使用され、
霞は春の季語であり、霧は秋の季語となっています。
蛤
日本人にとっては、古くから親しまれてきた食材であり、蛤の貝殻は、それぞれの対のものとしか合わず、
夫婦和合の象徴でもあり、結婚式にも重宝される縁起のよい貝です。
春の季語でもあります。
素魚
白魚とは、別物であり、
白魚は、シラウオ科ですが、
素魚はハゼ科です。
身が透明で光が素通りすることから、素魚という名が付きました。
いまや、高級食材とゆっても過言ではなく、また死んでしまうと風味や味が著しく落ちることから、流通時には、細心の注意が払われており、代表的な食べ方は、やはり「踊り食い」でしょう。
菜種御供
2月25日は、菅原道真公の忌日にあたります。
この日、東京の亀戸天神社では、神前に菜の花をお供えし、天神様の御霊を宥める神事が行われます。
亀戸天神社は、1646年に太宰府天満宮の神官によって創建されました。
宥めると菜種…
菜の花がお供えされる理由は、語呂的なものだそうです。
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